「中国2025の衝撃」その1 米中貿易戦争の意味

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この本の著者の遠藤誉さんは、このブログで以前取り上げた
「毛沢東 日本軍と共謀した男」の著者でもあり、中国研究の
第一人者であります。

さて、米中貿易戦争については、連日新聞の記事に取り上げ
られ、今日も、3月に米中のトップ会談が行われるとの報道が
あり、その中で、ファーエイについても話されるのではないか
とありました。

米中貿易戦争は、単にアメリカの貿易赤字の解消だけを目指
したものではありません。

また、ファーエイの副会長孟晩舟の逮捕は、単にファーエイが
アメリカのイラン制裁に違反した疑いだけを意味するものでは
ありません。

実は、米中貿易戦争とファーエイの要人逮捕の背景には、中国
の国家戦略の進展とそれを阻止しようとするアメリカの戦いと
いう新しい冷戦とも言える問題が横たわっているのです。

この新冷戦に、もし中国が勝てば、この地球が一党独裁のとん
でもない世界になるかもしれません。

また、アメリカが勝ったとしてもこの戦いの影響は、世界中に
ダメージを与えるでしょう。

著者は、“中国製造2025”という国家戦略が現在着々と進んで
おり、2025年に中国がアメリカを追い越す可能性が高いと
言っています。

ただ現状を見ますと、中国の勝利がそう簡単にいかないとも
見られます(私見ですが)。

例えば、ファーエイ製品の閉め出しが日本を含め各国で浸透し
つつあること、ハイテク製品に欠かせない半導体の製造が完全
自前で出来ないのではとか、一帯一路の戦略もマレーシアの
拒否など関連諸国から反発も出ていて、ことが中国の思惑通り
進んでいない面もあるからです。



ちょっと先を急ぎすぎましたが、長くなりそうなので、ここで
一服、次回は「中国製造2025」という中国の国家戦略がどの
ようなものなのかについてご紹介します。

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この記事へのコメント

スイカ  2/27
2019年02月27日 13:56
以前紹介のあった遠藤さんの本は読みました。切り口がはっきりしていてわかりやすいです。この本も近いうちに購入して読もうと思います。(*^^*)

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