新型コロナウイルス:なぜ日本の死亡者がこんなに少ないのか?

4月10日現在、コロナの死亡者は、道新の記事によると

イタリア 18,279人
アメリカ 16,686人
スペイン 15,843人
フランス 12,210人
イギリス  7978人
中国    3336人
ドイツ   2368人
日本     121人

となっています。

この数字を見て、日本の死亡者が桁違いに少ないのは
一目瞭然です。厳密には、人口当たりの死亡率、あるい
は、10万人当たりの死亡者数で比較すべきですが、
そんな計算をするまでもなく、日本の死亡者が突出して
少ないと言えます。

先日の記者会見で、政府の専門家会議の尾身副座長は
外国に比べて日本の死亡者数が少ない原因を、次のよう
に述べていました。

1 日本は初期の段階からクラスター対策を始めた
2 日本人の健康意識が高い
3 日本の医療制度が充実している

(BCGの接種率が高い国はコロナの死亡率が低いという
指摘もネット上で議論されていますが、因果関係は分か
っていません)

この尾身先生の3つの要因はどれもあたっているが、どれ
も決定的な要因とは言えないと、私は思っています。

では、日本が欧米に比べて、なぜ死亡者数がこんなに
少ないのは、なぜなのか。

その要因は、クルーズ船をはじめとする一連のテレビの
過剰報道に影響された高齢者が外出を自粛した
ことにあ
ると私は考えています。

コロナの感染者の8割は軽症ですが、重症化しやすいのは
高齢者です。この高齢者が、外出を自粛したことによって
感染者になり重症者と死者になることを免れたのでは
ないか。

世間の空気を醸成するテレビ、空気に同調する日本の社会
の特質、核家族化している老人世帯、こうした日本の社会
構造が、皮肉にも驚異的な死亡者数の少なさにつながった
とみるのは、うがちすぎた見方でしょうか。

コロナ対策の目的は、社会や経済のダメージを出来るだけ
抑えながら、いかに死亡者を少なくするかにあると思いま
す。そのような意味では、ロックダウンようなダメージの
大きい措置によらずに、これだけの死亡者数で抑えている
日本は、コロナのコントロールに成功していると言っても
いいでしょう。

「今までうまくいっていたとしても、これからはどうなんだ
イタリアやアメリカのようになる恐れはあるのでは」という
声が聞こえてきそうです。

今月7日に緊急事態宣言が出され、東京都は休業要請など
を発出しました。

しかし、人の接触を80%削減することなど無理です。ロック
ダウンしている欧米ですら40〜50%です。

ですが、前述のように日本の社会の特質、国民性からすれば
欧米のような感染者の爆発的増加や死者の増加は、おそらく
発生しないと、私は思っています。



新型コロナウイルスのような感染症は、集団免疫が出来る
まで感染は何年も続くと思われます。

集団免疫が出来るまでの過程で、淘汰されるのは免疫力の弱い
老人です。弱い老人から元気な若者へ世代交代していく、
このことは、皆、表立って口にはだしませんが、人間の宿命
です。

ではあっても、一人の老人としては、苦しい思いはしたくない
のでなるべくコロナに近寄らないようにしたい、そしてもし
不幸にしてコロナに取り憑かれた時は、しっかりした治療を
受けたいとも思ってもいます。


高齢者を中心とする国民の自粛や政府自治体の要請でダメージ
を受けた経済社会の傷をどう回復させるか、こちらの治療も負け
ず劣らず重要です。

政府の対策は、もっともつと大胆に、そしてわかりやすくして
ほしい。難しい条件をつけてケチらないでほしいというのが
私の率直な感想です。















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